2024/1/10 継続

日記

昨日立てた目標に従い,行きは本を読む.

印象的であったのは「睡眠は休むことと考えられているが,脳科学的にはそれは誤りと考えられている.深い眠りとされている睡眠中はむしろ脳は活発に活動していて,同調して活動しているので脳波が大きな徐波として見える.睡眠不足であると部分的に徐波になって交代で睡眠をとっているような状態となる.」という文であった.
小さい頃よく眠って起きなければどうしよう,寝て起きたら別の人格になっていたらどうしようと考えていた.そんなことは起き得なかったのである,心臓と同じく脳も活動を続けている.そして眠っている時の方が激しく活動している.そう思うと起きていて何もしていない時間というのが一番脳みそにとっては悪いのではなかろうか...

そんなことを考えてたら職場に着いた.水曜日はDutyがないので病棟回診に時間をかけることができる.昨日入った心不全患者さんは二人とも利尿良好でなんとかヤマを超えられそうである,良かった.
ただlong persistent AFのHFpEF,増悪因子は現状特にないという患者さん,今後の再発予防にSGLT2入れるだけというのはやはり心許ない.こういう時のABLっていうのはどうなんだろうか,まだ自分の中で結論が出せていない.まずは文献を漁り尽くさねば.

その後外来患者さんが二人,飛び込み受診.なにか変わったことがあったら早めに連絡くださいねと言い続けてきたのが効いてきている,軽度の増悪で来院してもらえた.滋賀県の人は我慢強い方が多く,次回の自分の外来がだいぶん先でも,それまで我慢してくれる人が多かったのである.
それをこのように軽度の増悪の時に対応できるというようになったのは,嬉しい限りである.そしてこういうイレギュラーなことが起きた時の対応のしやすさとういのは,当院ぐらいの規模感のメリットを感じる.

対応を終え,本日は午後休を取っていたので帰阪.パーソナルトレーニングへ.
なんやかんやもう3ヶ月目になるが,だいぶん体が変わってきた.これもやはり継続が一番.
そして継続させるためにはモチベーションが大事,娘にカッコいいと思われたいという父の気持ちはとんでもなく強かったようだ.過去2回ジムをやめているが,その時は満たされていたのであろう.やはり飢えがないといけない.

当地域での不整脈診療も,外来での信頼構築も丸3年弱かけてやっと形になってきた.ジムもそう.
強い想いをもとに,ある作業を継続すること.それによって物事はなされる.
あとはどこで何を為したいか,それを見つけるのみ.これが一番難しいが.日々探索.

明日はDutyが多いためあまり空き時間が無さそうであるが,隙間でHFpEFのlong persistent AFに対するABL介入についてのpaperを探したい.

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